Categories: 心について

飽きるのは自分の成長が止まっているから

 

なかなか間単には手に入らないようなものほど欲しくなるものだ。

しかし、いったん自分のものとなり、少しばかり時間がたつと、つまらないように感じ始める。

それが物であったり人であってもだ。

すでに手に入れて、慣れてしまったから飽きるのだ。けれどもそれは、本当は自分自身に飽きているということだ。

手に入れたものが自分の中で変化しないから飽きる。

すなわち、それに対する自分の心が変化しないから飽きるのだ。

つまり、自分自身が成長し続けない人ほど飽きやすいということになる。

そうではなく、人間として成長を続けている人は、自分が常に変わるのだから、同じものを持ち続けても少しも飽きないのだ。

「悦ばしき知識」より

tottosapo

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