Categories: 知について

学ぶ意思のある人は退屈を感じない

 

学び知識を積み知識を今もなお教養と知恵に高め続けているような人は

退屈を感じなくなる。

あらゆる事柄が以前にも増して一層興味深くなっていくからだ。

他の人と同じように見聞きしていてもそういう人は普通の事柄から

教訓やヒントを容易に見出したり考えの隙間を埋めるのも発見したりする。

つまり彼の毎日は謎解きと更なる知識獲得の面白さに彩られ

意味のある充実で埋め尽くされることになるのだ。

彼にとって世界は興味の尽きない対象となる。

植物学者がジャングルの中にいるようなものだ。

そういう風に毎日が発見と探索に満ちているのだから、

とても退屈することなんてできないのだ

「漂泊者とその影」 より

tottosapo

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