己について
無限の豊かさは自分にある
同じ物を相手にしていても、ある人は一つか二つくらいのことしか、汲み出すことができない。このことはふつう、能力の差だと思われている。しかし実は人は、その物から何かを汲み出しているのではなく、自分の中か汲み出しているの…
疲れたらたっぷりと眠れ
自己嫌悪におちいったとき、何もかも面倒でいやになったとき、何をしてもくたびれて仕方ないとき、元気を取り戻すために何をすべきだろう?ギャンブル?宗教?流行のリラックス法?ビタミン剤?旅行?飲酒?そんなことよりも食事を…
誰にも一芸がある
どんな人にも一芸がある。その一芸は、その人だけのものだ。それを早くから知っていて充分に活かして成功する人もいる。自分の一芸。自分の本領が何であるか、わからなままの人もいる。それを自分の力のみで見出す人もいる。世…
初めの一歩は自分への尊敬から
自分はたいしたことがない人間だと思ってはならない。それは自分の行動や考え方をがんじがらめに縛ってしまうようなことだからだ。そうではなく最初に自分を尊敬するとところからはじめよう。まだ何もしていない自分をまだ実績もな…
自分自身を見つけたい人に
自分がどういう者であるか理解したい人は、次のような問いに自分に問いかけ真摯に考えてみればいい。これまで自分が真実に愛したものは何であったか?自分の魂を高みに上げたものは何であったか?何が自分の心を満たし喜ばせたか?…
自分を知ることからはじめよう
自分についてが任したり、自分にうそをついてやり過ごすべきではない。自分に対してはいつも誠実であり、自分がいったいどういう人間なのか、どういう心の癖がありどういう考え方や反応をするのかよく知っておくべきだ。なぜなら自…
自分を遠くから見てみる
大方の人間は、自分に甘く、他人に厳しい。どうしてそうなるのかというと、自分を見るときにはあまりにも近くの距離から自分を見ているからだ。そして他人を見るときは、あまりにも遠くの距離から輪郭をぼんやりと見ているからなのだ。…
自分への評判など気にするな
誰だって他人から自分がどう思われているか知りたいものだ。よく思われたいし少しは立派だと思われたいものだし、大切な人間の部類に入れてほしいものだ。だからといって自分への評価を気にするばかりに、聞き耳を立てるのはよくない。…
自分は常に新しくなっていく
かつてはこれこそが真実だと思っていたものが、今では間違いだったと思う。かつてはこれこそ自分の変わらぬ信条だとしていたものが、今では少し違うと思う。それを、自分が若かったとか浅かったとか世間知らずだったと断じて葬らないほ…
自分の「なぜ」を知れば道が見える
多くの方法論の本を読んでも、有名な経営者や金持ちのやり方を学んできても、自分のやり方や方法がわからない。これは当然のことで薬ひとつにしてもその人の体質に合わない場合がある。他人のやり方が自分に合わないのは不思議なことで…